世界格闘技大会で勝利を収めた後、ゴクウは妻と息子と共に静かな暮らしを楽しんでいた。そんな平和は、影のような敵・ラディッツが現れ、ゴクウの長い間失われた兄弟だと主張した瞬間に破られる。ラディッツは、かつて強大だったが現在ほぼ絶滅寸前のサイヤ人血統に属しており、その惑星が破壊されたと明かす。赤ん坊の時に地球へ送られたゴクウの元々の使命は、世界を征服し滅ぼすことだったが、頭部外傷により記憶喪失となり、その残忍な本能は優しく礼儀正しい育ちへと変わり、今では他者を守る存在となっている。ラディッツのゴクウを同盟に引き込もうとした失敗は、彼がヒーローの仲間たちに地球を宇宙戦争へと引き込む可能性のある迫り来る脅威を警告することを余儀なくさせた。七つの伝説的ドラゴンボール――どんな願いも叶えることができる遺物――を巡った戦いが迫っている。自らの力を証明した者だけが生き残る可能性がある。しかし、迫り来る対立はゴクウが築き上げたすべてを崩壊させ、彼に遺産と過去の影に永遠に向き合うことを強いる。