幼少期から栗見未来は魔女になることを夢見ていた。その目標に動機づけられ、彼女は名門レトラン魔法学院への入学準備に青春を捧げた。栗見は入試で優秀だったものの、エリート魔法クラスへの入学を拒否され、希望は砕けた。代わりに部門へ配属された栗見は、新しい寮仲間であるマキ・クミイルと、配属に不満を抱くもう一人の学生ユズ・エデルとすぐに仲間になる。だが、クラス全体に魔法の授業を教えることを誓う担任教師、南鈴木に驚きながらも、最初は疑いを抱いた少女たちは徐々にこれが新たな機会であり、自らの野望を実現し、奥義の世界で素晴らしい魔法使いへと進化できる可能性があると受け入れていく。