エンガモリでは、妖怪・神々と人間が何世紀にもわたり共存し、それぞれ普通で平和な生活を送ろうと努力してきました。ある日、20歳の猫ブチオが人生の終わりに近づく頃に突然猫又という猫型妖怪へと変身します。この変化は彼が人間の家族と長く一緒にいられるようにしますが、同時になぜ進化したのか、最近どんな特別な能力が現れたのかを疑問に思わせます。一方、小学生のむつみ「ムウちゃん」杉本は、亡くなった父親が残した空白を埋めるように、カラスのような天狗妖怪ジロウに次第に惹かれていきます。最初は意図を明確に伝え合うことができませんでしたが、徐々に互いを守る仲間関係を築いていきます。