加賀谷修一は典型的な高校2年生に見えるが、時折モンスターへと変身してしまう。彼はその力がどうやって、なぜ出てきたのか全く分からず、ただ誰にもそれを知られないことだけが望みだ。
ある晩、燃え盛る建物の中に閉じ込められた少女を見つけ、彼女を救うことを決意する。変身して危険から引き上げるが、その過程で携帯電話を落としてしまう。
翌日、彼が救った少女・青木クレアが彼を追い詰め、彼がモンスターだと非難する。彼が否定すると、クレアは理論を証明するために学校の屋上から彼を押し落とす。
絶望した彼は再びモンスターへと変身し、クレアは写真を撮って彼にモンスターについて知っている全てを明かすよう脅迫する。ところが、彼女が知っている情報は思ったよりも驚くほど少ない。
しかしクレアにも秘密がある。彼女は妹を探しており、妹もまたモンスターになっている。クレアは修一に妹を見つける手助けを頼むが、彼らだけが答えを求めているわけではない。