関東地区大会の開幕ラウンドでは、氷帝学院と青春学院のシングルス1対決が行われ、チームリーダーである安部啓吾と手塚邦光が対峙する。双方の激しい攻防を経て、青春の進行はキャプテンのパフォーマンスにかかっている。安部は氷帝に早期敗北を許さないため、手塚の弱点を暴露し活かして倒す決意を固める。
新たな勢いに支えられ、稲井貞治と海堂薫は青春の新組み立てダブルズデュオとして、氷帝の四代涼と大鳥長太郎に挑む。試合前、稲井は海堂にパートナーシップを呼びかけ、戦術を磨き現在の限界を超えるよう促す。同時に、メインスカウトに復帰した四代は自分の位置を証明し、どんな手でも勝つ覚悟だ。
青春の「ゴールデンペア」と称される菊丸英二と大石修一郎は、関東地区決勝で立川大学附属中学校の仁王雅治と八久保浩史に対峙する。試合は青春側が有利に始まるが、仁王と八久保は徐々に戦術を導入しペアを次第に苦しめる。ゴールデンペアが対戦相手と闘う中、二人の背景物語が徐々に明らかになる。
藤 vs. 橘 関東地区決勝のシングルス2枠で、青春の天才藤修輔は立川の二年生スター・橘明也と対戦する。橘は自信満々に13分以内で勝利すると宣言し、藤はそれを嘲笑う。試合が予想以上に長引くと、橘はより攻撃的な姿勢を取る。追い詰められた藤は迅速に調整し、橘を打ち破る勝利を掴む必要がある。