モモコは特別支援学校に通っており、精神的・身体的障害を抱えています。毎朝、双子の兄リキと一緒に普通の学校へ通えないためイライラします。家族は彼女のお気に入りの曲「フロッグソング」を歌って慰めます。
リキがオープンクラスのイベントでドッジボールをしているある日、モモコは応援の言葉を叫びます。リキのチームが勝利します。敗者側のキャプテン、リュウジは感心せず、「バカ姉妹」を学校に連れてこるなと要求します。怒りにかられたリキは、全力でリュウジを殴ります。
翌年、インクルーシブ教育のパイロットが始まり、モモコはリキの学校に入学できるようになります。残念ながら彼女の身体的健康は悪化し、入院します。リキとモモコのクラスメート全員は、彼女を励ますためにリレー競走で勝利を目指し、その成功が良い知らせになることを願います。一方、最速のランナーリュウイチはレースに参加しないと拒否します。