青松は中学生で平凡な生活を送る典型的なおたくだ。ある日、日常に飽きて何か違うものを求め、彼は学校の屋上へ登り、漆黒の髪をした謎めいた少女に出会う。彼女が誰なのか知らず、やがて彼はその少女が変わり者で予測不可能な行動で悪名高い黒木朋子だと知る。
二人の短い会話は青松に消えない印象を残し、彼は毎日再び黒木朋子の姿を垣間見るために屋上へ戻るようになる。しかし、黒木朋子は二人の出会いを別の解釈で受け止め、結果として両者はある出来事を大きく異なる形で覚えている。彼らの物語は絡み合うが、各々独自の視点を保っている。