シンジケート「ヘビ」は東南アジアで凶暴に活動し、殺人・テロ行為やそれ以上の重大な事件を手掛けている。しかし諜報機関は幸運だ。パキスタンでシンジケートの首領、神秘的なアルファードを逮捕し、上海へ押送した。そこでは彼女に対してさらに多くの罪が「掛けられている」。諜報機関以外にも、シンジケートの巣窟で首領を待ち受けるのはハナン――孤独な「ヘッドハンター」で、血の復讐を求めてやって来た。だが彼女は自身のコードに従い、相手が無力でエージェントに囲まれている間は撃たない。彼女は「自分のフィールド」でアルファードが短時間しか拘束されないことを知っており、真の対決に臨む準備ができている。そんな中、上海ではテロ対策のフェスティバルと会議にレポーターのミノルと写真家マリアが到着する。祝祭の混乱の中で二人は離れ、マリアは突然戦闘に巻き込まれるが、ハナンに救われる――実は旧知の仲だった。今やハナンは注目を浴び、リャン・チはアルファードの忠実な側近としてボスを救うと同時に古い敵を討つという二重の任務を強いられる。花火の音に包まれた歓喜する群衆は、銃声や恐ろしい疫病の犠牲者がすでに死んでいることを無視する。『疫病の時の戦い』で誰が勝利するだろうか。