サリーは、魔法の国の優しくもいたずら好きなプリンセスで、人間界に興味を持ち始めた。自分の力で体験したいと決意し、逃げ出して同年代の少女二人—花村よしこ（ヨッチャン）と笹谷すみれ—にデパートで出会う。彼女たちはすぐに仲良くなり、サリーが魔法で作った邸宅で時間を過ごす。
少女たちは店に何かを置き忘れたことに気づき、閉店後でもそれを取りに戻る。サリーと彼女の弟キューブ（親からサリーを取りに来るよう命じられた）は彼女たちについて行き、店を襲おうとしていた二人の泥棒に少女たちが捕らえられていることを知る。サリーとキューブは魔法を使い、泥棒たちを追い払って少女たちを救出するが、彼女らはサリーの力に気づいていない。
新しい友人と人間界の興奮に惹かれ、サリーは滞在を決意し、ゆめの姓を名乗りヨッチャンとすみれと共に学校へ通う。キューブは彼女と同居することを選び、二人で多くの新しい友達を作りながらさまざまな冒険に出かけ、生活に魔法を取り入れ続ける。
