孤独なトウカ・ミモリはクラスメートとともに別の領域へ転送され、そこで敵に麻痺や毒などの致命的なステータス効果を付与する能力を得る。しかし、これらのスキルは命中率が低いため効果的とはみなされず、トウカはEランクのヒーローとラベル付けされる。状況はさらに悪化し、彼らをこの世界へ連れた神ヴィキウスが最低ランクのヒーローを排除すると宣言し、優れた才能を持つ者の邪魔にならないようにする。女神の残酷な宣言は彼の運命に挑む決意を燃やす。危険区域へ送られたトウカは、ミノタウロスのような獣に囲まれ死を直面する。生き残るため最後の手段として、彼は無駄だとされていたスキルを使い、ほぼ毎回成功することに気付く。道を塞ぐモンスターを無力化できる力を手に入れたトウカは、彼を見捨てた女神を追い求め復讐することを誓う。打撃を加えるたびに、彼は新たな力の重みがモンスターを粉砕する感覚に包まれる。