小学最後の夏、四人の仲間は近くの墓地で勇気試練に挑むことを決意する。挑戦前、火之木遥は最後の力でユウ・ゴトウを支配的な母親から救おうとする。途中で遥は青い霜の奇妙な光景を目にし、次にそびえる銀髪の人物を見た。その後、遥と仲間が逃げようとする際に墓地で同様の幻影が現れた。
子どもたちには知られていなかった、現れた人物はドラゴン・ソルジャー—ラクリマの領域から来たエリート部隊だった。兵士たちは「ドラゴン・トルク」を奪うためにこの世界へ来た。彼らはそれを唯一の救いとみなしていた。しかしドラゴン・ソルジャーも遥も、実際にドラゴン・トルクが遥自身であることを知り驚く。彼女は唯一の希望、別のユウと名乗る謎めいた銀髪の男を見つけた瞬間、兵士から逃げようとする。