隠された財宝の噂に惹かれ、カゲノウ・シドは姉クレアと共に悪名高いロウレス・シティへ旅立つ。そこはユキメという霊狐、ジャガーノートという暴君、そして血の女王と呼ばれる眠る祖先ヴァンパイア・エリザベスという三人の支配者によって治められている。エリザベスを捕らえることはクレアに真の力を示すチャンスとなり、シドはクレアの目を逃れ、宝物を集め、シャドウがちょうど良い瞬間に劇的に登場するよう仕組むという別の目的を追求している。
エリザベスの再生が差し迫る中、彼女の副官クリムゾンは町を混乱に陥れる欺瞞的な計画を立てる。消えた兄弟を探すクレアは、経験豊かなヴァンパイハンター・メアリーという予想外の仲間に出会い、二人でクリムゾン・タワー――エリザベスの拠点へ急ぐ。同時に、ベータと数名のシャドウガーデン作戦員がロウレス・シティに到着する。これらの重要人物たちがクリムゾン・タワーに集まると、赤い月の下で壮大な決戦が迫っている。