宇宙の運命は、若者カムイ・シロにかかっている。彼は地上竜か天上竜――二つの対立する勢力のどちらかを滅ぼさなければならない。彼だけが、人類を根絶して清められた宇宙を創造すべきか、文明を維持するために救うべきかを決定できる。
二人の占い師、姉妹ヒノトとカノエは竜の到来を予言し、異なる結末を見通す。各々が力と資源を蓄え、自らの未来像を確立しようとする。しかし、彼女たちは、人間が存在し、その力は竜を凌駕し、最終的に地球の運命を左右することを知らない。
どちらの姉妹が勝利し、カムイは彼女たちの争いでどんな役割を果たすのか?このジレンマの解決は、後世にわたり人類を永遠に形作り、その選択は時代を通じて響く。彼らの行動が、希望が続くか絶望が支配するかを決定づける。