フミ・マンジョメとアキラ・オクダイラは幼稚園時代から離れられない仲でしたが、フミの家族が引っ越したため、親友は別れました。10年後、マンジョメは幼少期の街・カマクラに戻り、女子校・マツオカに入学します。授業初日、駅でアキラと再会します。アキラは名門女子学園・フジガヤに進学していました。年月を経て、二人の外見は変わりましたが性格は同じままでした。プラクサと短いフミは高くなりエレガントになりましたが、内面ではまだ恥ずかしがり屋で決断力に欠け、本と空想を現実より好むままでした。陽気で無邪気なアキラは、やはり低身長の頑丈な体格を保ち、どこへ行ってもポジティブエネルギーを撒き散らしていました。古い知り合いが最初にお互いを認識できなかったとしても、偶然が二人を再び結びつけ、やがて10年がまるで過ぎなかったかのように感じられました。今、フミとアキラは再び一緒になり、昔のように悲しみや喜び、学校生活・恋愛・それ以外のあらゆる問題で互いに慰め合い、支え合うことができるでしょう。