その晩、ゴブリンの父親が家に戻り、息子に深紅色のハンドボールを渡した。ところが少年は、父親がそれをユキという少女の家の前で取ったことに驚いた。決意して、彼はボールを彼女に返すことにした。翌朝、雪の降る通りを急ぎながら村へ向かい、多くの少年少女が喜びに満ちて歌っているのを目撃した。小屋に着くと、彼はポーチで一人の少女を見つけた。彼女は自己紹介した。「私はユキです。あなたは誰?」彼はただボールを渡すだけで、返事は必要なかった。彼女は喜び、「探していたのです。病気のお母さんが作ってくれたんです。本当にありがとう」と叫んだ。彼は安心し、二人は友達になった。