消えたゼロ・キリウがクロスアカデミーに再登場すると、ユウキ・クロスは彼の安全を喜びつつ、多くの点でゼロが変わっていることに気づきます。彼が下した決断のため、ゼロは深い幻視に悩まされ、その原因を追求しますが、答えが想像以上に身近にあることに気づいていません。やがてユウキ自身も恐ろしい幻覚に襲われ、彼女は自分の闇を照らす唯一の存在へと向かいます。答えは彼女を悩ませてきた純血吸血鬼、カナメ・クラン――彼女の心に最も近い人物です。しかし真実がついに表面化したとき、何が展開し、どんな結果が生じるのでしょうか。