自立心を高める決意を胸に、雪ノ下 雪乃は親との関係修復を選び、その第一歩として自らの価値を証明することにした。
卒業が近づく中、学生会長の一色 いろははボランティアサービスクラブと共同卒業プロムを提案する。雪乃は自立を示すために喜んで受け入れるが、待ち受けるものは厳しい試練になるかもしれない。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』はプロムを中心に、感情が計画へと注ぎ込まれる様子を描く。 同時に、ボランティアサービスクラブのメンバーは相互理解を深める機会を得る。こうして、日下部 速人の狂乱でありながらも切ない高校生活は終盤へと向かう。