卒業式の後、星谷優太と彼の同級生である二年生たちは、オーディトリアムで開催される予定のアヤナギフェスティバルに向けて準備を始める。今回初めて、イベントはカオ評議会のメンターがいない状態で行われるため、学生たちは衣装や脚本を自由にデザインできる創造的な自由が与えられる。ステージを共にしたいという熱意から、二年生は音楽と振付を取り入れた共同制作を企画することに決める。フェスティバルの開会式は、来年のカオ評議会ノミネートを発表する場としても機能し、いつも多くの観客を集める伝統である。カオ評議会は、開会式に出演するチームとしてヒイラギ隊を選出したと宣言し、彼らが共同制作に参加できないようにする。この決定は星谷と仲間たちを激怒させ、評議会との関係に亀裂が深まる。夢を実現する決意から、学生たちは二年生全員がステージで共に演じられるようにする計画を立てる。