現在、王室の騎士として誓いを立てたルナリー・エル・ブランカは、生涯の仲間であるプリンセス・ジル・グラントズを古代シャンドラ遺跡への巡礼に導く任務を負っている。すべては順調に進むが、盗賊団の襲撃を受け、ジルは捕らえられる。襲撃後、一人でグラントズ王国へ戻ったルナリーは直ちに拷問され、死刑判決が下され、攻撃への共謀罪で起訴される。ジルが奴隷ネットワークに落ちたと信じ、ルナリーは鎖から解放され、イシュタールへ東へ向かう。そこは無数の魂が最高入札者に売られる危険な都市だ。失踪した友人を追い求め、若き騎士は欲望に満ちた夜を過ごし、やがて闇の人物が夜空と希望の下で全ての恐怖を企図した可能性を示す手がかりを掴む。